「未来ちゃん」 ~記念すべき「妄想かえる文庫」第1号~
今回は、妄想かえる文庫*1 第1冊目のご紹介。
あまりにもインパクトが強くて、即、文庫入りが決定した写真集。
大型書店の写真集コーナーを散策(?)していると、たまに、とんでもない引力を発している本に遭遇することがある。写真集って値段が高めなんだけど(ぶつぶつ…)、表紙の野性味あふれる女の子の表情と目力に負けた。
これは昭和レトロか!と突っ込みをいれたくなるような、懐かしい情緒と色調が混在した写真の数々…(今どき、はな水たらしてる子どもなんているの???)。
でも、これは、リアルに平成の今を生きる女の子の1年の記録。淡々と写真が並んでいるだけで、なんの説明もコメントもない。だけど、圧倒的な少女の生命力が、雄弁に何かを語りかけてくる。
この写真集、しばらく友達の家にお泊りしていて久々に我が家に帰ってきたけれど、何度見ても初めて見た時のインパクトが薄れない。すごいなぁ。
基本、活字大好きな私(…っていうか活字中毒?)。
でも、文字がなくても、眺めているだけで勝手にいろいろなストーリーが頭の中を流れてくる、こうした本も自由で大好き。
だから、私が将来Book Cafeを開くとしたら、写真集や画集のように文字のない本をたくさん置きたいと考えている。コーヒーの香りを楽しみながら、自由に物語の中を浮遊する…(妄想タイム…)。
きりがないのでこの辺で…。
では、また次回。ごきげんよう。