「女だからできたこと」 オーガニックコットンのロールスロイスを目指して ~よきことを思い、よきことを行うと幸せになる~
「私のメンターに出会えた!」この本を読んで、喜びに心が震えた。
著者の渡邊智惠子さんには、お会いしたこともないけれど、目標を見失い、迷える子羊状態だった私は、勝手に渡邊さんを心のメンターと決めた。
女だからできたこと オーガニックコットンのロールスロイスを目指して
- 作者: 渡邊智惠子
- 出版社/メーカー: budori
- 発売日: 2015/10/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
著者の渡邊智惠子さんは、社会企業家して知られている。自然のサイクルに逆らわない有機農法で作られたオーガニックコットンを日本に導入し、広めた方だ。
遺伝子組み換えの種子や、大量の薬品を使用した従来の生産方法に疑問を呈し、「大地は神からの授かりもの。大事に大切に子孫に伝えるのが、私たちの務め」を信条に、オーガニックコットンの事業をゼロから始める。それだけにとどまらず、東北復興支援「東北グランマの仕事づくり」「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」他、多くのプロジェクトに精力的に取り組んでおられる。
多くの夢を実現させてきた渡邊さん。でも、気負ったところはない。
その活動の基本姿勢は「よきことを思い、よきことを行う」。
私は、若い頃から、「幸せになりたい」と思ったことなど一度もなく、ただ「よきことを思い、よきことを行う」ようにしていたら、いつの間にか、とても幸せな人生になっていました。
「人としての道」に外れず、誠実にがむしゃらに生きてきたら、いつの間にか幸せになっていた…なんて素敵なんだろう!
しかも、渡邊さん、本当に笑顔が素敵!!
「こんな女性に、私もなりたい。」素直に、そう思った。
ただし、渡邊さん、その働きぶりは尋常ではない。脇目もふらず猪突猛進! でも、基本姿勢はいたってシンプル。
「明朗、素直、感謝」
大切なことって、いつもシンプルなものなのね。
では、また次回。ごきげんよう。