2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年、初めて舘野泉(たてのいずみ)さんのピアノリサイタルに行ってきた。 現在79歳の現役ピアニスト。65歳のとき脳溢血で倒れ右半身が不自由になるも、2年後に奇跡の復帰。左手のピアニストとして現在も精力的に活躍中。 その演奏を聴いて衝撃を受けた。美し…
先日読んだ「新しい道徳」の扉にも引用されていた芥川龍之介の「侏儒の言葉」。 実は、ずっと読みたいと思いつつ放置していた1冊。 最初のきっかけは、高校の時(はるか昔の記憶)。 国語の教師が「これは、絶対読むべき。」と言っていたのが頭に残っていて…
「年寄りが元気な街は、きっと元気な街だ」と常々思っている。 年寄りが元気に働いて税金を納めれば、医療費の節約になるし税収も増えるし、経済が活性化するに違いない(←とても短絡的な発想)。 でも、私の住む田舎では、年寄りが働き続けられる環境なんて…
これまで語られてきたものとは、ずいぶん趣を異にするリーダー論。 「自分はリーダーに向いていないのではないか?」と思っている人、その心配自体が「リーダーとしての素質」になりうるらしい。 最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつ…
認知症を患う父が亡くなるまでの10年の家族の物語。 実際にアルツハイマー型認知症のお父様を亡くされた経験を持つ著者の手によるこちらの物語、壮絶な介護の現実が、柔らかいユーモアで優しく包まれて表現されている。悲しい結末なのだけれど、ただ悲しいだ…
先日から電子書籍を利用するようになった。 電子書籍には、定期的にバーゲンがあるそうだ(知らなかった)。 利用している電子書籍のストアで、バーゲンが始まっていたのでのぞいてみたところ、本書が激安価格となっていたので(なんと税込み259円!)、持っ…
村上春樹の本は、私の人生になくてはならないもの。同時代に、作家の母国語である日本語で、世界に先駆けて新しい小説を読める幸せをいつも感じる。 今回の「職業としての小説家」も真っ先に本屋で購入し、すぐ読んでしまうのがもったいなくて部屋にしばらく…
先日に引き続き、朝活関連の本。 とあるブログで紹介されていたのを見て、「夜10時に寝て朝3時に起きる」というサブタイトルにひかれて読んでみることに。 眠るが勝ち 作者: 南雲吉則 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/09/27 メディア: 単行本 購入: 1…
ここのところの 喫緊の課題。 朝、起きられない。 もともと、朝は強いほう。昨年は、普通に朝5時には起きていた。(単に、仕事が終わってなくて、しぶしぶ早起きしていただけだけど…。) なのに…今年に入って、朝、布団から出ることができない。やるべきこ…
出かけるときは、たいていカバンの中に、本を忍ばせている。 電車に乗っているとき、待ち合わせ時間、病院の待合室で…ちょっとしたすき間時間に眺められるように。 「でも、あんまり今日は、活字を読む気分じゃないなぁ。」 そんな時の、最近のお供がこの本…
「わたしを離さないで」が、ドラマ化されていると知った。 テレビをあまり見ないので、気づいてなかった。(←遅すぎ!) わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2008/08/22 メディア: 文…
松山真之助氏の「30分の朝読書で人生は変わる」の中で、お勧めとして紹介されていた1冊。いわずと知れたベストセラーだけれど、恥ずかしながら、まだ読んでいなかったので、続編と2冊合わせて読んでみた。 伝える力 (PHPビジネス新書) 作者: 池上彰 出版社/…
「私のメンターに出会えた!」この本を読んで、喜びに心が震えた。 著者の渡邊智惠子さんには、お会いしたこともないけれど、目標を見失い、迷える子羊状態だった私は、勝手に渡邊さんを心のメンターと決めた。 女だからできたこと オーガニックコットンのロ…
かえるの妄想。 いつか、Book Cafeをやってみたい。 お気に入りの本たちに囲まれ、コーヒーの香りに包まれて…。 座り心地のいい椅子で、時を忘れて本に没頭し、 ふと、視線を上げると、窓の外に柔らかな夕焼けの空が見える。 今はただの妄想だけど、きたるべ…
高校の頃(はるか昔)、選択科目で日本史を選んだ私は、世界史をほとんど勉強しなかった。このことがずっとコンプレックスだった。 昨年、一念発起。手はじめに「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)」 を読んでみたけれど、基本が理解できてい…
決して読書家ではないけれど、本が大好き。おいしいコーヒーと本があればご機嫌。泣いて、笑って、学んで、感動して…。本はたくさんの感情で私を突き動かしてくれる。本が与えてくれた様々な感情や気づきを書きとめておきたい、、、そんな気持ちを心のどこか…