「伝える力」「伝える力2」 ~すぐに使える技術が満載!~
松山真之助氏の「30分の朝読書で人生は変わる」の中で、お勧めとして紹介されていた1冊。いわずと知れたベストセラーだけれど、恥ずかしながら、まだ読んでいなかったので、続編と2冊合わせて読んでみた。
まずは、文章の読みやすさに驚く。ひっかかりなく、最後までスムーズに読み終えた。
著者は、文章のリズムをとても大切にされていて、原稿を自ら音読されているという。わかりやすく「伝える」技術がなせるワザ。素晴らしい。
内容は、読んだらすぐに役立つテクニックが満載。
1.この表現は使わない
- そして/それから →文章が幼稚になる。
- 順接の「が」 →文章がわかりにくくなる。
- ところで/さて →論理の積み重ねの腰を折る。
- いずれにしても →それまでの論理展開が台無しになる。
2.報告書や提案書をまとめるときは「帰納法」で
3.伝えたいことは因数分解するとわかりやすくなる
3ab+6ac+9ad=3a(b+2c+3d) ⇒共通する内容を抽出し、その共通する内容から伝える。
これは、ほんの一例。
たくさんの気づきとヒントをいただいたので、きっと、これから私の文章力は飛躍的に向上することでしょう(←ほんとか!?)
では、また次回。ごきげんよう。