かえる291の読書日誌

本好き、コーヒー好き、妄想好きなかえるの読書の足跡

「『しゃべる』技術 ‐仕事力が3倍上がる話し方の極意‐ 」 ~私もできるかも!と思わせるテクニックが満載~

 

 以前にも書いたけれど、極度のあがり症で、人前で話すのが苦手。

 克服すべくいろいろ本を読んでいるが、今日は、他の方のブログで紹介されていたこちらの本を読んでみた。

「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意

「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意

 

 

 目次を見て一番読みたかったところは、第2章「あがらないで必ず話せるようになる」。

 

 ポイントは2つ。

  1. 準備は万全に。最初に最も力を使うところなので、「1ミリ」でもいいから毎日進む。
  2. あがらないようにする最大のコツは、外側に意識を向けること。

 人前で話すのは憂鬱だけど、不安材料をなくすために、ちょっとずつでもいいから準備を進める。

 「あがり」とは、「あがっている」状態を意識した瞬間生まれるものであるため、意識を自分の内部から外側へ向ける。例えば、社外での自社製品のプレゼンだったら、自社製品を買ってもらうことが最終目的だから、そこに意識を集中する。

 

 当たり前のことだけれど、基本かも。

 特に、意識を本来の目的へフォーカスするという考え方は使えそう。

 

 声が通らず、よく聞き返されてしまうのも悩み。そんな私の悩みを助けてくれそうな「声みがき」のテクニックも紹介されている。

  • 声の響きや声量を増す方法
  • 抑揚をつけて話す
  • 「ソ」の音で話す

 人の普段の話声は「ファ」の音。これを一音上げると、聞き手に心地よく伝わるらしい。

 まずは、「ソ」の音であいさつすることから始めてみよう。

 

  他にも、これはやってみようと思っているのが、「1日3人ほめる」こと。

 これは、気持ちを外側に向ける意識を持つことの練習。ほめるには、相手をよく観察しないといけないので、自然と気持ちが外側に向くようになるというもの。

 次の5つのポイントを押さえて、本気でほめるのがコツ。

  1. 相手の外見をほめる
  2. 相手の行動をほめる
  3. 相手の能力をほめる
  4. 相手の信念をほめる
  5. 相手そのものをほめる

  よく観察して素直にほめる。

 「ソ」の音でほめると、心地よく伝わるかも!

 

 あとは、実践あるのみ。

 

 では、また次回。ごきげんよう。