「仕事力 ‐2週間で『できる人』になる‐」 ~短期集中トレーニングで「できる人」に?!~
「できる人」になれる? 「2週間」で???
眉唾なタイトルだなぁ~と思って手に取った本書。
著者の齊藤先生によれば、
意識の変化が潜在力を引き出す。できる人になるためには、長期間ダラダラやるより、短気集中で一点に「意識」を投下した方が飛躍的な効果が期待できる
らしい。時間をかければいいってもんじゃないというわけ。
2週間の根拠については、
・・・意思や意欲の有効期限は二週間だと思って、その期間内に意識を集中し、ある行為を習慣化すると、技が身につく。・・・量がたまると、あるところで質的変化を起こすという「変わる」ポイントが必ずあるので、そこまでやりきれば、一つのことが定着する
1週間目はやるのが精いっぱいだが、2週間目のあるポイントで変化が起こり、行為が定着するものらしい。
2週間ならやれるかも…というわけで、読み進めてみる。
〈「仕事ができる人」の定義〉
仕事ができる人とは、自己客観視ができる人。そこから得られた情報をもとに、つねに自己修正ができる人。そして、リクエスト(需要)に答えられる人。
ふむふむ。こういう人を目指せばいいわけだ。
〈「仕事力」を鍛えるための二週間メニュー〉
・二週間を一単位として考える習慣をつけ、二週間で結果を残す。
・自分自身の課題を中心に「仕事ノート」をつけていく。
「仕事ノート」には、以下の3項目を記載する。
(1)進化したポイントは?(ちょっとした工夫やアイディア、習慣の変更など)
(2)学んだことは?(人・本・メディアから得た言葉や情報)
(3)これからの課題・優先的にこなすべきことは?
仕事で自分に求められるものは刻々と変わっていく。そんな流動的な状況の中で、刻一刻、課題をクリアにし対処していくためには、毎日「仕事ノート」つけるのが原則となる(最低でも1週間単位でつける)。
・クリエイティブな仕事に特化するために、細切れの時間を整理し、まとまった時間のかたまりを作る。
他にも、手帳活用法や優先順位の決定方法など、いろいろな方法が紹介されているが、私が自分でやってみようと思ったのは上記の方法。
さて、2週間で結果を出すため、週末は一人作戦会議だ。
では、また次回。ごきげんよう。