かえる291の読書日誌

本好き、コーヒー好き、妄想好きなかえるの読書の足跡

「仕事力 ‐2週間で『できる人』になる‐」                                  ~短期集中トレーニングで「できる人」に?!~

 

 「できる人」になれる? 「2週間」で???

 眉唾なタイトルだなぁ~と思って手に取った本書。 

仕事力―2週間で「できる人」になる (ちくま文庫)

仕事力―2週間で「できる人」になる (ちくま文庫)

 

  著者の齊藤先生によれば、 

  意識の変化が潜在力を引き出す。できる人になるためには、長期間ダラダラやるより、短気集中で一点に「意識」を投下した方が飛躍的な効果が期待できる

 らしい。時間をかければいいってもんじゃないというわけ。

 2週間の根拠については、

・・・意思や意欲の有効期限は二週間だと思って、その期間内に意識を集中し、ある行為を習慣化すると、技が身につく。・・・量がたまると、あるところで質的変化を起こすという「変わる」ポイントが必ずあるので、そこまでやりきれば、一つのことが定着する

 1週間目はやるのが精いっぱいだが、2週間目のあるポイントで変化が起こり、行為が定着するものらしい。 

 2週間ならやれるかも…というわけで、読み進めてみる。

 

〈「仕事ができる人」の定義〉

 仕事ができる人とは、自己客観視ができる人。そこから得られた情報をもとに、つねに自己修正ができる人。そして、リクエスト(需要)に答えられる人。

 ふむふむ。こういう人を目指せばいいわけだ。

 

〈「仕事力」を鍛えるための二週間メニュー〉

 ・二週間を一単位として考える習慣をつけ、二週間で結果を残す。

 ・自分自身の課題を中心に「仕事ノート」をつけていく。

  「仕事ノート」には、以下の3項目を記載する。

       (1)進化したポイントは?(ちょっとした工夫やアイディア、習慣の変更など)

          (2)学んだことは?(人・本・メディアから得た言葉や情報)

     (3)これからの課題・優先的にこなすべきことは?

  仕事で自分に求められるものは刻々と変わっていく。そんな流動的な状況の中で、刻一刻、課題をクリアにし対処していくためには、毎日「仕事ノート」つけるのが原則となる(最低でも1週間単位でつける)。

 ・クリエイティブな仕事に特化するために、細切れの時間を整理し、まとまった時間のかたまりを作る。

  

  他にも、手帳活用法や優先順位の決定方法など、いろいろな方法が紹介されているが、私が自分でやってみようと思ったのは上記の方法。

 

 さて、2週間で結果を出すため、週末は一人作戦会議だ。

 

 では、また次回。ごきげんよう。